20th CaBP

第20回カルシウム結合蛋白質とカルシウム機構の生理と病態に関する国際シンポジウム

ご挨拶

謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度「20th International Symposium on Calcium Binding Proteins and Calcium Function in Health and Disease (CaBP20)」を下記の要領にて兵庫県淡路市の淡路夢舞台国際会議場にて開催することになり、鋭意その準備を進めております。本シンポジウムのテーマであるカルシウムシグナル機構は、全身のすべての細胞で機能制御に関わっており、しかも世界に先駆けて日本で研究が進んだ領域です。特に、東京大学名誉教授・故江橋節郎先生の先駆的な発見に引き続く日本発の業績は世界的に高く評価されています。江橋先生が最初のカルシウム結合タンパク質トロポニンを発見されてから半世紀を越え、これを記念して本シンポジウムが日本で開催されることになりました。日本の研究成果を世界に示す記念すべき国際シンポジウムであると言えます。

本シンポジウムでは、トロポニンの発見に端を発した様々なカルシウム結合タンパク質の構造、生化学的性質、および機能、さらにそれに関連して、幅広くカルシウムシグナルの生理機能および病態における役割が論じられます。本シンポジウムでは、江橋節郎先生を記念したEbashi Lectureおよび、Cキナーゼの発見で世界的な業績をあげられた故西塚泰美先生を記念したNishizuka Lectureが行われます。本分野において、先駆的な業績をあげた著名な研究者がこれらのプレナリーレクチャー講演を行うことになっています。その他、4泊5日の合宿形式で行われる会議中は、様々な角度からカルシウムシグナルに関連した最新成果がシンポジウム形式で発表されます。また、すべての参加者がポスター発表を行い、若手の参加者の中から優れた研究成果を発表するものには口頭発表の機会を与えることにしています。このような会議形態によって徹底的に議論を深めるとともに、参加者間の交流により今後の50年に向けた新たな研究の方向性を展望することを目指しています。

このような議論の成果は、広く生命科学研究に大きなインパクトを与えるとともに、様々な病態の理解に大きく貢献すると期待しております。さらに、わが国および欧米・アジアなど各国の今後の医薬品普及・開発にも大きく貢献できると考えております。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

敬白

20th International Symposium on Calcium Binding Proteins and
Calcium Function in Health and Disease (CaBP20)
会長:飯野 正光

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